格安SIMのサービスを提供している「MVNO」と、多くのユーザーが契約してる「大手キャリア」をさまざまな視点で違いを比較して、格安SIMのデメリットの解決策を解説していきたいと思います!
格安SIMは、大手キャリアより安いのは魅力的だから変えてみたいと思うけど、できなくなったり不便になるんじゃないかと不安があり、格安SIMに安易に乗り換えできない方はたくさんいると思います。
この記事を参考にして、自分に向いてるかチェックしてみましょう!
- 【違い①】月額料金は格安SIMの方がやっぱり安い
- 【違い②】格安SIMはSIMカードだけ契約できる
- 【違い③】格安SIMは契約期間の縛りや解約の違約金がゆるい
- 【違い④】格安SIMもおサイフケータイは一部を除いて使える
- 【違い⑤】格安SIMはキャリアメールは使えなくなる
- 【解決策①】格安SIMでキャリアメールを使う方法
- 【解決策②】「LINE」などのSNS、「Gmail」などのフリーメールで代用する
- 【違い⑥】音声通話が多いなら大手キャリアがお得になる場合も
- 【解決策】「LINE」などの無料通話機能を使う
- 【違い⑦】格安SIMでは一部テザリングが使えない
- 【解決策】モバイルWi-Fiルーターで代用する
- 【違い⑧】格安SIMはサポートがまだ不十分
- 【解決策】端末は店舗で購入や修理の併用ショップで対処する
- 【違い⑨】格安SIMは開通手続きや初期設定を自分で行う
- 【解決策】「格安SIM」の初期設定を代行してもらえるMVNOを利用する
- まとめ:違いを理解して使えばスマホ代は安くできる!
【違い①】月額料金は格安SIMの方がやっぱり安い
やはり、誰もが注目する月額料金は「格安SIM」の方が安くなります。下記はMMD研究所調べ、大手3キャリアマートフォン、格安SIM、大手3キャリアフィーチャーフォン別の「支払っている月額料金」グラフ(2017年3月時点)になります。
出典MMD研究所
大手3キャリアスマートフォン利用者の月額料金は、およそ6,000円~10,000円程度で、平均月額料金は7,876円。
格安SIM利用者の月額料金は、およそ2,000円~3,000円程度で、平均月額料金が2,957円と大手キャリアと比べて最大で1/3以下になるケースもあります。
そもそも、なぜ格安SIMがこんなにも安くなるのかなと疑問に思われた方は「格安SIMとは?MVNOとは?誰でも超簡単にわかる基礎と仕組み」をご覧ください。
【違い②】格安SIMはSIMカードだけ契約できる
大手キャリアで新規契約(MNP含む)する場合は、「キャリアのスマホ」+「基本プラン(音声通話)」+「インターネット接続料(IPS)」+「データプラン(インターネット)」をセットで購入及び契約が一般的になります。しかし、「格安SIM」を新規契約(MNP含む)する場合、大手キャリア同様にスマホのセットで契約も対応してますが、「SIMカード」だけ契約することができます。
「格安SIM」は「データSIM(SMSあり/なし)」「音声通話SIM」の主に3つのプランがあります。今では、音声通話がデータプランに付帯された「音声通話SIM」タイプの契約者が多くなりつつありますが、初期の「格安SIM」は「データSIM」タイプのみが基本でした。
今使っているスマホが「格安SIM」に対応している場合は、スマホをそのままでSIMを差し換えて使うことができます。
「データSIM」はデータ通信のみが使えます。インターネットを使ったメールやWEB、アプリなど使えます。ただし、電話番号はないため電話回線網を使う「音声通話」はできません。ですので、IP電話やアプリの無料通話機能を活用して「音声通話」をすることができます。
「データSIM」は、ほとんど電話をかけることがなく、大手キャリアの「データプラン」の上限を持て余すなど、月々のデータ通信量が少ない人にとっては最適なプランと言えます。
電話番号がないと困ること
「データSIM」だけの契約しかない場合だと困ることがあります。それは、電話番号がないため、各種申請や手続きなどで苦労するケースがあります。
また、050から始まるIP電話番号など取得可能ですが、通常の電話番号以外では登録できないサービスなどあります。ですので、「データSIM」のタイプだけで契約し使う場合は、この事を理解して利用する必要があります。
【違い③】格安SIMは契約期間の縛りや解約の違約金がゆるい
キャリアの「2年縛り」
大手キャリアでスマホを購入と同時に、基本プラン(音声通話)を契約しますが、「2年契約あり」と「2年契約のなし」のどちらかを選択します。当然「2年契約あり」が月額料金が安く設定されているため、大抵は安い方を契約されます。これにより、2年毎の更新月以外に解約すると契約解除料(9,500円)がかかります。通称「2年縛り」です。
また2年契約は、2年間だけの契約ではなく2年毎の自動更新なので、更新月に解約やMNPをしないとまた2年契約することになるので、「2年縛り」が始まります。
基本縛りなし!「音声通話プラン」は契約期間と解除料がある
「格安SIM」の「データSIM」の場合なら、ほとんどのMVNOは契約解除料「0円」です。例えば、契約して1ヶ月使ってみたけどちょっと合わないからやめようと思えば解約できます。
契約解除料を気にすることなく、自分の好きなタイミングで気になる「格安SIM」にいつでも乗り換えができるのは気持ちの面で安心ですね。
契約解除料がかかる多くは、「音声通話SIM」の契約です。一社を除き契約期間は12ヶ月のタイプが多く、6,000円~12,000円程度と契約解除料はMVNOにより差があります。それでも、大手キャリアと比べれば契約期間は短く、期間を過ぎればいつ解約しても契約解除料は「0円」です。「格安SIM」に乗り換えれば大手キャリアの「2年縛り」のストレスから解放されます。
【違い④】格安SIMもおサイフケータイは一部を除いて使える
おサイフケータイは「格安SIM」に乗り換えても、基本的に使うことができます。
すでにおサイフケータイを利用している場合は、「格安SIM」をスマホに装着して、今までと同じようにおサイフケータイを継続して使えます。
初めておサイフケータイを利用する場合は、対応しているスマホを持っていれば設定をして使えます。対応していないスマホであれば、対応しているスマホを新たに手にする必要があります。
おサイフケータイのサービスは、モバイルSuica、nanacoモバイル、モバイルWAON、楽天Edy、QUICPay モバイル、ローソンモバイルPonta、ドコモのiD、など、電子マネーやポイントカードなど色々あります。
ただ、「格安SIM」でおサイフケータイを使う場合の一部利用できないのが、ドコモのiDでのネット決済なのでよく使っている方は注意が必要です。
ちなみに、iPhone7からおサイフケータイ機能が搭載され注目を浴びた「Apple pay」は、基本的にモバイルSUICA、iD(iDのネット決済除く)、QUICPayのサービスか利用できます。ただし、キャリア版か国内SIMフリー版モデルのiPhone7以上が使えるため、海外版モデルだと使えないので注意が必要です。
【違い⑤】格安SIMはキャリアメールは使えなくなる
大手キャリアで契約することで、キャリアのメールアドレスを与えられ使えるようになります。
ドコモなら「~@docomo.ne.jp」やソフトバンクなら「~@softbank.ne.jp」などになります。
このキャリアメールは、大手キャリアでスマホやケータイなど購入と同時に、契約する際に「ISP」も同時に契約しているため、ドメインをもったメールアドレスを与えられるのです。例えば、ご自宅用でインターネット回線を契約する際に、プロバイダ(OCNやBIGLOBEなど)と契約しメールアドレスを与えられたと思いますが、それと同じことです。
ですので、大手キャリアを解約して「格安SIM」へ乗り換えた場合、ISPの契約も解約することになるため、大手キャリアから与えられたメールアドレスを失い使えなくなります。
キャリアのメールアドレスを使った連絡などが必要な場合は、契約を続けるしかありません。
【解決策①】格安SIMでキャリアメールを使う方法
格安SIMに乗り換えても、大手キャリアのメールアドレスも残したい場合は、2台持ち(2回線契約)する方法があります。
メインは「格安SIM」で利用して、メールアドレス維持用で大手キャリアの回線契約を残します。メールアドレスを使えるままに回線契約を残すだけなので、実際に2台持ち歩く必要があるわけではないです。
ドコモ、au、ソフトバンク各社ともWebメールに対応しているので、格安SIMを使うスマホ端末にキャリアメールアドレスを設定して、使い続けることが可能になります。
- ドコモ ドコモメール 月額:無料
- au Webメール 月額:無料
- ソフトバンク S!メール(MMS)どこでもアクセス 月額:300円
ドコモとauはメールの利用は無料ですが、上記にも書いたようにキャリアの回線契約を残す必要があるため、月額費用は発生します。
例えば、ドコモのキャリアメールを安く回線契約を残す場合、980円(基本プラン:シンプルプラン※2年契約)+300円(インターネット接続サービス:SPモード)となり、合計で月額1,280円の費用がかかります。
この月額費用は、キャリアにより差はありますが、au、ソフトバンクも同様にかかります。
【解決策②】「LINE」などのSNS、「Gmail」などのフリーメールで代用する
国内で7,000万人以上が使ってる「LINE」のSNSや、世界で10億人が使っている「Gmail」のフリーメールを使いキャリアメールを代用することができます。
「LINE」で代用する
日本人の2人に1人以上が利用している、コミュニケーションには欠かせない存在になったツールが「LINE」です。このメインとなる機能の、無料でできるチャット(トーク)を使い、メールでメッセージの送受信していたのと同じようにできます。
「LINE」がここまで普及するまでは、携帯電話のメッセージの送受信はキャリアメールが主な手段でしたが、iPhoneなどのスマートフォンの登場により、今では「LINE」がメールの新しいスタイルになりました。
「Gmail」で代用する
Googleが提供する「Gmail」は、Webブラウザー上でメッセージの送受信を操作できる「Webメール」タイプのフリーメールサービスになります。そのほかにもYahoo!JAPANがで提供する「Yahooメール」やMicrosoft(マイクロソフト)が提供する「Outlook.com(旧名称:Hotmail)」などと同じです。
キャリアのWebメールと使い方や仕様など、基本的な操作はほとんど同じなので、少し使えば慣れてくると思います。
「LINE」で家族や友達など連絡用として使い「Gmail」でメルマガなどのメール受信で使うなど、使い方は自分の利用しやすい方法を選択しましょう。
【違い⑥】音声通話が多いなら大手キャリアがお得になる場合も
大手キャリアでは、音声通話を何回でも長い時間好きなだけしても、「国内通話24時間定額」になるプランがあります。プライベートや仕事でも、とにかく通話が多い方向けに特化したサービスになります。一方格安SIMでは、データ通信サービスをメインとして提供され始めたこともあり、24時間定額はほぼありません。そのため、何回も数十分、数時間と電話を自分からかけることが多い場合は、格安SIMにして安くしようと変えたのにもかかわらず、かえって料金が高くなる場合があります。
ただ音声通話が、月に一定回数で一定時間(数分)なら通話料がかかることなく月額料金のみで利用できる「通話定額(かけ放題)」を提供している格安SIMも徐々に増えてきています。
IIJmio(みおふぉん)【3分かけ放題:600円/月)】やOCN モバイル ONE【10分かけ放題:850円/月】など、短時間タイプでは3分/5分/10分があり、10分かけ放題が多くの格安SIMで提供されるようになってきています。
【解決策】「LINE」などの無料通話機能を使う
先程も書きましたが、「格安SIM」も一定回数で一定時間(数分)なら、通話料無料の通話定額サービスの提供が増えてきていますが、そもそも電話をするときは電話回線での通話じゃないとダメでしょうか?
「LINE」「facebookメッセンジャー」「Skype」などの通話無料機能を搭載したアプリを使う方法であれば、通話料も通話定額料金もすべて無料で音声通話ができます。
各アプリの無料通話は、インターネット通信と同じ回線網を使い通話をするので、通話料は無料ですが、「格安SIM」を経由した場合パケット通信は消費されます。
「LINE」の場合、音声の無料通話なら【約0.3MB/分】程なので、1GBのデータ通信量なら「約55時間」通話できることになります。心配するほどのことではないですね。また音声通話に限ったことではありませんが、「格安SIM」経由ではなく、ご家庭や公共のWi-Fiに接続すれば、格安SIMのパケット通信を消費することなく使うことができますので、覚えておいて賢く使い分けましょう。
「電話回線を使っていない」ことによるデメリット
ただ、この解決策でもデメリットがあります。
電話回線網の通話と比べて、利用状況(端末のスペック)や通信環境などにより、通話品質が左右されることがあります。そのため音声の途切れや聞きとりにくさなど、音声品質が劣っていると言われてます。とはいえ、一般的な通信環境であれば普通に会話はできると思いますが、電話として使えるレベルかは個人差があると思いますので、アプリをインストールし試してみてください。
また、ショップや緊急電話(110番や119番など)フリーダイヤル(0120)などには電話をかけることができませんので、一般的な電話回線と「LINE」などの無料通話のネット回線を兼用して、上手に使うのがベストだと思います。
【違い⑦】格安SIMでは一部テザリングが使えない
テザリングは、スマホをモデムの代わりにして、パソコンやスマホなど他の機器をスマホの回線を通じてインターネットに接続して利用できる機能です。
「格安SIM」でテザリングを利用することができます。ただし、キャリア回線のタイプやスマホのタイプにより一部使えない場合があります。
ドコモ系の格安SIM(MVNO)の場合
ドコモのAndroid端末では、テザリングを起動すると、APN設定がドコモのSPモードに強制的に切り替えられてしまうため、格安SIMを使ったテザリングが利用できません。たとえ、端末をSIMロック解除しても同様です。そのため、テザリングを行うにはSIMフリーのandroidスマホを使うか、iOS8以降のiPhone(中古でもOK)を使う必要があります。
au系の格安SIM(MVNO)の場合
auのAndroid端末であればテザリングの利用ができます。ですが、基本的にiPhoneではテザリングはできません。端末をSIMロック解除しても、iPhoneがSIMフリー版であっても利用できないため、お気をつけください。また、SIMフリーのandroidスマホならテザリングができますが、au回線の周波数帯に対応した端末が限られてますので、周波数帯を確認しましょう。
ソフトバンク系の格安SIM(MVNO)の場合
ソフトバンクはの端末は、テザリングはできません。また、ソフトバンク系の格安SIMを利用できるのは、iPhoneやiPadなどのApple端末のみになります。ソフトバンク系の格安SIMは2017年3月にスタートしたばかりなので、これから期待したいですね。
【解決策】モバイルWi-Fiルーターで代用する
テザリングは、スマホをモデムの代わりにして、パソコンやスマホなど他の機器をスマホの回線を通じてインターネットに接続して利用できる機能ですが、対応するスマホに一部制限があるのが現状です。
このように、対応する機種の制限に縛られることなく、テザリング機能を代用するには「モバイルWi-Fiルーター」を使う方法があります。ご家庭にWi-Fi(無線LAN)の環境がある方は、スマホなどを据え置き型のルーターにWi-Fi接続して、インターネットをしていると思います。その移動型タイプだと思えばイメージしやすいかと思います。
ただ、メインで使うスマホでテザリングする場合は、「格安SIM」は1つで済みますが、「モバイルWi-Fiルーター」にもSIMが必要なので、メインのスマホにSIMを1つ、モバイルWi-Fiルーターに1つで計2つSIMが必要となります。また、持ち歩く機器が今までよりも1つ増えるため荷物になると感じる方はこの方法は断念するしかありません。
実際に私は、この方法で格安SIMデビューして以来かれこれ4年以上使っています。
私の場合、キャリアで一般的な契約を「基本プラン」以外を解約して、音声通話だけ使えるように回線契約を残しました。これによりインターネットが使えなくなったので、「格安SIM」のデータ通信だけできるプランのタイプを新規契約して「モバイルWi-Fiルーター」に装着して、Wi-Fi接続でインターネットを使えるようにしました。
この方法に契約内容を変更したことで、月額料金5,000円程度ランニングコストが削減でき、年間60,000円お得になりました。自分に最適な契約内容や使い方は異なるので、削減できる金額は違いますが参考にしてみてください。
【違い⑧】格安SIMはサポートがまだ不十分
大手キャリアは、全国にショップが設置されているので、機種変更や契約変更、さらにわからない操作説明や故障した時など、店頭窓口に持ち込んで対応してもらえるので安心できます。しかし、格安SIMはショップの設置はまだまだ少ないので、店頭窓口でサポートしてもらうにも最寄りになく、サポートは不十分に感じます。問い合わせはネットからの申し込みや電話やメールになります。
また、スマホの画面割れなどの故障トラブルの時には、ショップに持ち込み店頭窓口で受け付けてもらい、代替え機借りることができます。ですが、格安SIMにすると端末とSIMのサポートは別々だったりするので、メーカーに直接ネットや電話で修理依頼をする必要があります。また、代替え機借りることができないため、緊急の時は新しく買い換えが必要になるかもしれません。
ただ、「MVNO」も格安SIM単体だけではなく、端末とSIMのセットで提供するようになり、それに追っかけるように端末の保証サービス(有料)を始める「MVNO」も少しずつ増えてきています。端末とSIMのセットで購入するときに端末保証サービスを合わせて契約できたり、SIMだけ契約して、別で用意したスマホを持ち込んだ場合でも端末保証サービスに契約できる「MVNO」もあります。
【解決策】端末は店舗で購入や修理の併用ショップで対処する
「MVNO」も大手キャリアと同等な端末の保証サービス(有料)を始めているので、それも1つの方法で、解決する方もいると思います。ただ故障した時に、無料または安価な免責金などで修理交換でき、保証サービスが発揮されます。と言うことは、故障しなければその保証サービスに支払ったお金は、極端に言えばムダになる恐れがあります。
「格安SIM」の普及と同じようにスマホの中古販売や、画面割れやバッテリー交換などの修理サービスを行っているショップが増えてきてます。このような販売と修理を併用しているショップで端末を購入した場合、故障した時には修理で対応してもらえ、修理内容によってはわずか30分ぐらいでデータか消えることなく直り、必要なときに必要な料金を払うのでムダがなくなります。
ただ、修理についてはiPhone修理をメインとしたショップが多いため、Android端末を使い故障した時は買い替えの選択も考えておきましょう。
【違い⑨】格安SIMは開通手続きや初期設定を自分で行う
大手キャリアでスマホを購入する場合は、店員とのやり取りで案内や対応など一通り行ってもらえ、スマホを受け取った時にはいつものように使える状態で渡されます。しかし、「格安SIM」の場合は、サイト上からの申し込みが基本的な流れになります。そのため、届いた「格安SIM」の開通手続きやAPN設定などを、自分で行わないとSIMをスマホに装着するだけでは使えません。
今までは、店員が裏方で行っていたことを自分で設定する必要があるため、詳しい人が近くにいないと、初心者の方は最初につまづきやすいポイントです。
【解決策】「格安SIM」の初期設定を代行してもらえるMVNOを利用する
「格安SIM」を購入すると、開通手続きやAPN設定のマニュアルがありますが、機械が苦手でよく分からなかったり、自分で設定するのが面倒と思われる方は、店頭窓口で初期設定を代行してもらえるMVNOを選択する方法があります。
ただ、店頭窓口で初期設定を代行してもらえるMVNOはまだまだ少ないため、このサービスを利用すると必然と選択できる格安SIMは限られてしまいます。また、MVNOによっては代行サービスを無料で受けてくれる場合と、有料の場合があります。
料金を支払うのは少し躊躇してしまいそうですが、こうしたサービスを利用して「格安SIM」へデビューするのもアリではないでしょうか?
まとめ:違いを理解して使えばスマホ代は安くできる!
以上、「格安SIMとキャリアの違い」と「格安SIMのデメリットの解決策」をご紹介しました。
この違いやデメリットをまとめると
・通話がメインでとにかく多い
・キャリアメールは必要で、2台持ちなど複雑なのは嫌
・困ったときやトラブルの手厚いサポートは必須
という方は「格安SIM」への乗り換えに向いていないと思います。
裏を返せば、上記のデメリットをクリアできるのであれば、「格安SIM」に乗り換えてスマホ代を大幅に安く使えることになります。
・通話は少なく、ネットなどデータ通信メイン
・メールアドレスはフリーメールで十分、必要なときは2台持ちなども大丈夫
・困ったときやトラブルは、基本的に自分で解決する(あまりサポートを利用しない)
・月々のスマホ代を安く使いたい!