WordPressでのおすすめのパーマリンクは何?
SEOに最適なパーマリンクの決め方を知りたい!
パーマリンクの設定する理由、変更方法を知りたい!
このようなお悩みの方を解決したいと思います!
WordPressでのおすすめのパーマリンクとは?
WordPressでブログやアフィリエイトサイトで記事を作成して投稿をする前に、とても大切で絶対にやっておくべき設定のひとつが「パーマリンク」です。
パーマリンクを適切にすることで、SEO上で評価を受けやすくなります。
SEO(検索エンジン最適化)は、『Googleの検索結果を上位表示させるための手法の総称』を指します。
この記事を読むことで、SEOに最適なおすすめのパーマリンクを設定できるようになります!
まず、パーマリンクとは何なのか簡単に理解しましょう。
パーマリンクとは?
『パーマリンク』とは、サイトのページ毎に設定しているURLのことを指します。
パーマリンクは、「permanent(恒久)」+「link(リンク)」という英単語からできた言葉で、その名の通り、基本的に1度設定したら変更しないのが前提になっています。
WordPressでは、投稿ページや固定ページと呼ばれるページを作成する際に、パーマリンクが自動的に作られます。
この、自動的に作られるパーマリンクを投稿日の日付や投稿名など自由に設定できるのです。
上記の図のパーマリンクは、『ドメイン名/日付(投稿日)/投稿名(記事タイトル)』で設定されていて初期状態になります。
このままでも良いように見えますが、SEOに最適なパーマリンクの設定があり、決めるポイントを解説していきます!
SEOに最適なパーマリンクを決める3つのポイント!
冒頭でも少し触れましたが、『SEO(検索エンジン最適化)』を学び適切な対策ができれば、あなたのブログサイトのアクセス数が大きく変わります。
そのひとつとして『パーマリンク』を、Googleに推奨されるパーマリンクに設定することで、SEOの評価が高くなると考えられます。
その理由は、以下の図が答えになります。
- Google ⇒ 74.59%
- Yahoo! ⇒ 19.36%
- bing! ⇒ 5.63%
日本での検索エンジンのシェアは、「Google」と「Yahoo!」でおよそ95%を占めており、Yahoo!は2010年からGoogleの検索技術を活用しているため、ほとんどの人はGoogle検索の利用=Google検索エンジンを利用しているといえます。
なので、Googleが推奨するパーマリンクを知り、Google検索に対してSEO対策することが重要になります。
Googleが推奨する最適なパーマリンクとは何なのかについて、Googleが公表している内容から、SEOに最適なパーマリンクを決めるポイントを3つ解説します。
短くシンプルでユーザーが理解できる構造
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。
論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URLであれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。
http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。
引用:Google「シンプルなURL構造へ」
Googleは『サイトのURL構造はできる限りシンプルで、URLを見ただけで、必要な情報であるかどうかを判断できるパーマリンク(論理的かつ人間が理解できる方法)にすること」を推奨しています。
例えば、以下のパーマリンクのようにURLを単語を用いて記事内容が表現できるのがベストです。
「what-is-permalink」であれば、短くシンプルで単語の意味から「パーマリンクについて解説している記事」だとユーザーが理解できます。
必要でない限り日付(投稿日)は含めない
WordPressのデフォルト設定では、『日付(投稿日)』がパーマリンクに含まれます。
SEOの観点からだと、「パーマリンクは投稿後から変更しない方が良い」というのがあるので、投稿日は表示しないことがベストです。
その理由は、記事作成して投稿した後でも『投稿日を変更する可能性』があるからです。
作成した記事は、1回で完璧な記事が書くことができれば良いですが、あとから変更やアップデート(リライト)すると、投稿日が変わってしまいます。
そのため、パーマリンクに投稿日を含めているとパーマリンクの日付が変更され、アクセスできなくなる問題が起きます。
なので、投稿日はパーマリンクに含めない設定をおすすめします。
英単語を使ったパーマリンクがベスト
サイトのURLに「日本語」のパーマリンクが存在しますが、日本語を使用して表示することはおすすめしません。
なぜなら日本語のパーマリンクは、コピペやSNSのシェアなどの場合、日本語が「ピュニコード」と呼ばれる英数字や記号に変換されてしまうからです。
https://sample.com/パーマリンクとは/
▼変換される
https://sample.com/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%81%A8%E3%81%AF/
変換されたパーマリンクでは、SNSのシェアの際にテキストが長すぎでリンクを貼れないことや、それをユーザーが見た時に怪しいリンクと思われ、記事にアクセスしてもらえない可能性もあります。
なので「パーマリンクとは」とパーマリンクを日本語を使用せず、英単語の表示が良いです。
日本語パーマリンクのSEO的に悪影響なのか?
結論を言うと、日本語パーマリンクのSEOの観点では、URLは日本語表記でも英語表記でもどちらでも問題なく、悪影響があるわけではありません。
これについては、GoogleのSyed Malik Mairaj氏が回答されてます。
ベストなのは、コンテンツと同じ言語をURLでも使うことだ。 なぜなら、URLは検索結果で目に見えるし、ブラウザでも見えるからだ。
ユーザーは入力したURLのページにアクセスできる。コンテンツと同じ言語のURLにしておけば、たとえばヒンディー語のコンテンツを提供していてURLもヒンディー語にしておけば、それはヒンディー語ユーザーにとっては優れた体験になるだろう。
だけど、現在が英語のURLで何も問題がないなら、URLが英語でコンテンツがヒンディー語という状態がランキングに(悪い)影響を与えるということではない。
ただし長い目で見ると、コンテンツと同じ言語のURLにしたほうが良いように思う。
ようするに、SEOの観点から日本語のパーマリンクによる問題はないという事です。
ただし、最初におすすめしない理由としてあげたデメリットがあるので、日本語のパーマリンクにするべきかは、ブログの方向性などにより適切な判断することが大切と言えます。
分かりやすくハイフンを活用
URL では区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。
URL にはアンダースコア (_) ではなくハイフン (-) を使用することをおすすめします。
引用:Google「シンプルなURL構造へ」
短くシンプルでユーザーが理解できる構造が良いですが、パーマリンクを設定する際に、どうしても複数の英単語をになる場合もあると思います。
その場合は、単語同士の連結する間に「-(ハイフン)」を使うようにしましょう。
Googleか公言している通り、「_(アンダーバー)」を間違って使わないようにしましょう!
WordPressのパーマリンクの変更と設定方法
実際にWordPressのパーマリンクを設定する方法を説明します。
設定するパーマリンクは「3つ」あるので、ひとつずつ確認して進めて行きましょう!
- WordPressのパーマリンクは、原則「1度」だけ設定
- カテゴリー・タグのスラッグは、作成毎に設定
- 投稿記事のパーマリンクは、記事作成毎に設定
WordPressのパーマリンク設定変更(重要)
基礎となるWordPressのパーマリンクの設定変更します。
左メニューの「設定」⇒「パーマリンク設定」を選択します。
「投稿名」を選び「変更を保存」を選択で変更完了です!
WordPressのデフォルトのパーマリンクは、『ドメイン名/日付(投稿日)/投稿名(記事タイトル)』と最適化されていないパーマリンクなので、変更をしましょう!
カテゴリー・タグのスラッグ設定変更
カテゴリーやタグにもスラッグと呼ばれる、URLの一部を設定できますので変更を行います。
記事の投稿画面で、「新規カテゴリー追加」や「タグを新規追加」を日本語で作成した場合、スラッグが日本語のままなので変更をしましょう。
下記の手順は「カテゴリー」で説明してますが、タグも同様の方法で変更できます。
左メニューの「投稿」⇒「カテゴリー」を選択します。
編集する「カテゴリー」にカーソルを合わせ「クイック編集」を選択します。
「スラッグ」に英単語で名称を入力し「カテゴリー更新」を選択で変更完了です!
投稿記事のパーマリンク設定変更
最後に、投稿記事のパーマリンクの設定です。
記事のパーマリンクは、WordPressのパーマリンク設定が自動的に反映されるため、投稿名(記事タイトル)がパーマリンクになります。
投稿画面で『URLスラッグ』と表示されているのが投稿記事のパーマリンクになります。
パーマリンクの設定は、下書き保存した後に表示されるので、記事の「下書き保存」を行ってください。
投稿後のパーマリンクの変更するリスク
パーマリンクで注意しなければいけないのが、投稿後のパーマリンクの変更です。
パーマリンクの性質上、可能な限り1度設定したパーマリンクは後から変更しないようにしてください。
理由は以下になります。
- 外部のサイトとサイトリンクが切れる
- ドメインのSEO評価がリセットされる
それぞれ詳しく解説します。
外部のサイトとのサイトリンクが切れる
パーマリンクを変更するとページのURLが変わってしまい、外部サイトとのサイトリンクが切れた状態になり、アクセスができなくなってしまいます。
自分以外のサイトにリンクされていることを『被リンク』といいます。
被リンクはSEO評価の中でもとても重要なので、被リンクが切れるとSEO評価が著しく下がってしまい、検索結果に大きくマイナスになります。
なので、被リンクが切れることは、ブログやアフィリエイトのサイトアクセスが減少してしまいます。
ドメインのSEO評価がリセットされる
Googleの検索エンジンにとってパーマリンクの変更は、ドメインの変更とみられるため、今まで積み上げたSEO評価がリセットされます。
長期間かけて上位の順位になった記事でも、パーマリンクの変更によって下位に転落するリスクは秘めています。
なので、記事のパーマリンクを変更しないでいいように、WordPrssの初期設定でパーマリンクの設定をしましょう!
まとめ
この記事では、WordPrssでのSEOに最適なパーマリンクの決め方はGoogleに推奨されるパーマリンクに設定がおすすめだと解説しました。
最後に、パーマリンクの設定で大切な決め方をおさらいしましょう!
『パーマリンク』は、ブログやアフィリエイトのサイトのURLを決定する要素で、ユーザーにとってもSEOの観点からも重要な設定なので、最初にきっちり設定しましょう!
パーマリンクの他に、WordPressでブログを書き始める前に行う初期設定がありますので、こちらも合わせてご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事であなたの悩みが解決できれば幸いです!